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【映画】28日後...

エンディングはDVDの場合、2種類あるけども、私はハッピーエンド編の方が好きだ。
一言で言えばゾンビ映画で、話としてはなんてえこともないのだが、ダニー・ボイルは人間のいや~なところを描くのが好きな人みたいで、感染してない主人公が、まるで感染している人間であるかのような凶暴性を剥き出しにして、ヒロイン(なのかな?)に感染者と間違われて殺されそうになったりする、そういう皮肉さというのは「シャロウ・グレーブ」「トレインスポッティング」「ザ・ビーチ」と、この「28日後...」を見ていて共通して感じる。
しかし、誰もいない街の風景というのは無条件に心が惹かれる。魂もっていかれそうになるくらいだ。
高校生くらいの情緒不安定甚だしかった頃、夜中に車もほとんど通らず、家に明かりもついていなくてゴーストタウンのような町を自室の窓から見渡して、このまま世界中の人間がいなくなって、自分がこの場にただ一人だけ取り残されたとしたらどんなに楽しいだろうと夢想していたからだろう。
現在の私は人間が好きで、しかも愚かなところやどうしようもないところにあきれたり怒ったりしながらもそういうところが面白いのだしいとおしいのだと思うけれど、昔は確かに、自分が人間であることも嫌だったし、どうしようもない自分が生きていることで自分以外の人間に迷惑をかけている(→嫌われている)という罪悪感が強かったし、他人が私ではない=私が苦しんでいるように他人が苦しんではいない(ように見える)という理由で自分以外の人間を憎んでいた時期もあったのだ。昔の私は実に暗いやつだった。バカなところが可愛いけど(笑)
それは自己嫌悪と自己愛がせめぎあっているだけで、自分の認めるべきところは認めてダメなところはダメなんだと許して受け入れることができなかったからだったからなんだが、現在、昔の自分と同じようなことで悩んでいる人を見ると気持ちがわかる気がするので、なんとなく見守っている気分になったりする。結局、自分で悟るしかないわけなんで、私には何もできないわけなんだけども。
んで、ここからは話がずれてFateネタ(ネタバレ)に突入するのでご注意を。
そういう意味で、凛ルートのアーチャーはダメダメです。セイバールートのアーチャーはかなりかっこよかったんだけどなあ。
所詮自分を許せない人間は、他人を許せるわけがない。愛せるわけもない。そんなケツの穴の小さい男はゴメンだね。
逆にシロウはセイバールートよりは好感度高かった。無理して「男として」凛を守ろうとかしてないあたりがよかったんだと思う。男だからってそんなに気張る必要はないと思うんだよな。いい加減、男の人も「男なんだから」「男のくせに」という呪縛から自由になってもいい頃だと思うんだけどな。キツイでしょ。そういうの。
凛はあいかわらずカッコよくて好きなんだけど、凛ルートではやはりクーフーリンですかねえ。葛木&メディア・コンビも不器用にお互いを思いあう様子がほほえましくて、個人的にはなかなか好感度高かったけども。
話がかなりずれたが、そういうわけで、誰もいない街の風景というのに未だに弱いのである。ある種の刷り込みみたいなものだ。それは昔の私の理想の世界だったのだから。

なんかオシャレとかいう評も映画情報サイトの感想にはあったりして、ダニー・ボイルってオシャレだっけ?カッコいいか?と突っ込みたくなる。どっちかというと泥臭いところがある人だと思うけどなあ。
(レンタルにて鑑賞。2004/09/19記・再掲)

追記:この頃はFATEやってたんですね。懐かしいなあ。
ちなみにその後「28週後」も出ましたが、まだ見てません。

 

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